黄昏泣きと魔女の話
子どもが夕方に急に泣くのを
黄昏泣きと言うらしいです。
医学的には、確か昼間の体内から夜に向けて
身体が変化する時間帯の影響…
みたいなことを聞きました。
でも、アイヌか沖縄か海外の話では
「黄昏の魔女」のせいらしいのです。
黄昏時になると、
魔女はいなくなった自分の子どもを探します。
よその家に囚われていないか確認のため、
魔女は家にいる子ども達を泣かせます。
その泣き声で
自分の子どもかどうかを調べるのです。
なので、黄昏泣きを始めた子どもを
外に出して魔女に見せると
魔女の子どもと違うのが分かるので、
魔女は泣き止ませてくれるらしいのです。
だからなのか、黄昏泣きを始めた赤ん坊は
外に出すとある一点だけを見つめるらしいです。
ちなみに、
魔女の子どもと間違えられる心配はありません。
なぜなら
子どもは人の姿をしてはいないらしいのです。
黄昏時にいなくなり、
夜明けと共に姿を見せる。
大きな大きな太陽が、
魔女の子どもらしいのです。
なので世界中のどこかでいつも、
魔女は子どもを探しているそうなのです。
夜ご飯の準備中に泣かれると
結構きついものがありますが、
この 魔女の話を思い出すと
私はだいぶ癒されます。
同じように黄昏泣きに困ってる
お母さんがいましたら、
子どもを探してる魔女を想像して
ちょっとでも癒されたら嬉しいです。